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廣嶺神社

支部名 小浜市遠敷郡支部
神社名 廣嶺神社
境内社名 蛭子神社、日枝神社、八幡神社、熊野神社、山ノ神社
旧社格 指定村社
郵便番号
鎮座地 福井県三方上中郡若狭町日笠5-1
電話番号
FAX番号
御神徳
主な祭典 お日待神事
祇園祭
田の神祭り
(子供神輿)
宮司 山﨑淸彦
URL (なし)
e-mail (なし)
特記事項
御祭神 素盞嗚尊
稲田媛尊
五王大神
天兒屋根命
伊弉册神
玉依日売命
應神天皇
大山咋命

由 緒

 社記には「寛喜二年(1230)庚寅迄不詳。同年再建仕候テヨリ明治一
二年迄六百五〇年ニ至ル」とあるが、この御社は人皇86代後堀河天皇の御代寛喜2年、播磨国廣峯山より牛頭天王を勧請し、当時の日笠村、玉置村、武生村、兼田村、加福禄村、神谷村六ケ村の総鎮守産土神として、尊崇されてきた。
明治3年廣嶺神社と改称し、氏子も分離して日笠だけの氏神として奉祀され、明治41年からは村内の五王宮、六所神社を合祀している。
 『若狭郡県志』の延寶年間(1673~1681)の条には「在上中郡日笠村所祭素盞嗚命也、伝言寛喜二年建之矣。三月八日奠粢供醴而祭之同月一〇日有神事能。六月朔日庄内中立榊同八日庄内中獅子巡廻一〇日飾神輿、供神爾奉移神輿祭儀山崎氏行之者乎同一一日麦初尾神示同一四神輿遊行斯日有王舞。」とあるが、この神事は1ヶ月遅れの期日に今も連綿と奉祀している。
殊に神輿は神社所蔵の棟札にて「寛文一一年(1671)六月吉祥日、奉再興牛頭天王神輿云々。」より約百年毎に再興されている。
現在の神輿は明治31年製作奉納された。
 昭和3年の御大典記念に境内の整備が大々的に行なわれた。
昭和55年には御鎮座 750年式年祭が執行され、大鳥居、石段再建等境内整備を行った。
 古来この御社は、御祭神の御神徳から「水の神」「田の神」として農耕神と共に疫病の守護神として信仰されてきたが、近縁では本殿の前に並立する大杉と大樅の巨木から「夫婦木の杜」として縁結び、夫婦円満、家内安全、福寿長命の守護神として夫婦で参拝する人が多い。
 平成の御大典記念には参道に、交通安全祈願のため、自然石の燈籠が奉納された。
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